pg_ts_parserカタログは、テキスト検索パーサを定義するエントリを含んでいます。 パーサは、入力テキストを字句に分割することとトークン型を字句に割り当てることに責任を持ちます。 パーサはC言語レベルの関数で実装されていなくてはいけないため、新規のパーサの作成はデータベースのスーパユーザに制限されています。
PostgreSQLのテキスト検索の特長は第12章内に記述されています。
表 44-40. pg_ts_parserの列
| 名前 | 型 | 参照先 | 説明 |
|---|---|---|---|
| prsname | name | テキスト検索パーサの名称 | |
| prsnamespace | oid | pg_namespace.oid | このパーサを含んでいる名前空間のOID |
| prsstart | regproc | pg_proc.oid | パーサスタートアップ関数のOID |
| prstoken | regproc | pg_proc.oid | パーサの次のトークン関数のOID |
| prsend | regproc | pg_proc.oid | パーサのシャットダウン関数のOID |
| prsheadline | regproc | pg_proc.oid | パーサの見出し関数のOID |
| prslextype | regproc | pg_proc.oid | パーサの字句型関数のOID |